日本旅行の2013年12月の旅行取扱概況で、13年通年の海外旅行取扱高は前年比4.3％増の1408億9511万円となった。団体旅行計は1.5％増の235億6640万円、企画商品計は0.4％減の631億3274万円。企画商品以外の個人旅行は12.4％増の487億9035万円と増加した。

　団体旅行では、一般団体は9.2％減の141億9914万円と減少したが、教育旅行団体は23.6％増の93億6726万円と増加。企画商品では「マッハ・ベストツアー」は下半期は政情不安や国交問題、円安の影響などで低調だったものの、上半期の好調さがカバーしたことで1.7％増の544億6237万円と増加した。他社企画商品は12.1％減の86億7037万円だった。

　海外旅行以外では、国内旅行は3.0％増の2404億6821万円。団体旅行計は7.7％増の594億4073万円、企画商品計は8.9％増の929億1229万円、JR券、航空券、一般宿泊などの個人旅行計は5.1％減の881億1520万円となった。このほか、国際旅行は43.3％増の145億4159万円、付帯事業を含めた総計は4.6％増の3959億6707万円だった。

　12月単月では、海外旅行は5.5％増の102億6014万円。団体旅行計は11.9％増の23億8516万円、企画商品計は3.1％減の43億5136万円、企画商品以外の個人旅行は11.9％の32億772万円だった。団体旅行では、教育団体は64.5％増の18億7213万円と前年を上回ったが、一般団体は48.3％減の5億1303万円と下回った。企画商品は「マッハ・ベストツアー」が4.9％減の34億3558万円と減少したが、他社企画は4.2％増の9億1578万円と増加した。

　このほか、国内旅行は8.6％増の187億1182万円、国際旅行は75.6％増の13億2447万円。付帯事業を含めた総計は9.3％増の303億222万円となった。