フォーシーズンズ・ボラボラ、日本人増に向け情報発信など強化
フォーシーズンズ・リゾート・ボラボラ総支配人のマイケル・ボルク氏はこのほど本誌取材に対し、日本人宿泊客の増加に向けて取り組んでいく方針を示した。同リゾートにとって日本は上位5位に入る市場だが、それでも現在は年間1000泊程度。しかしボルク氏は、日本には直行便があり景気の回復傾向もあることから、数年かけて2000泊にまで拡大は可能と見る。
具体的な施策としては、旅行会社との関係を維持、深化し、情報提供を強化。特に、2013年にフォーシーズンズ・ホテル&リゾートの全施設の中で、顧客満足度が1位になった点や、トリップアドバイザーなどでの評価が高い点を打ち出す方針。
また、リゾートの画像素材なども積極的に提供していく。さらに、FAMツアーの受け入れなどにも取り組み、「人生に一度は訪れるべき」というボラボラの魅力を体感してもらいたい考えだ。
ターゲットとしては、ハネムーナーに加えファミリーにも注目。もともと充実しているキッズクラブなどファミリーの受け入れ体制だけでなく、リノベーションの結果、3月からは水上バンガローをコネクティングルームのように繋げられるようになることもアピールしていく。
なお、リノベーションでは、一部の水上バンガローで従来よりも15%大きいプランジプールの設置も進めており、これも3月には稼働する予定という。