阪急交通社グ、12月の海外旅行は0.6%減-業務渡航2社は2桁増

  • 2014年2月13日

 阪急交通社グループ3社(※)の2013年12月分の旅行概況で、海外旅行は前年比0.6%減の163億2549万円となった。3社のうち、阪急交通社は2.3%減の145億3647万円。台湾とミクロネシア、中南米で前年を上回ったが、韓国、北米方面が前年を下回った。

 阪急阪神ビジネストラベルは、12.4%増の22億553万円と増加。インドネシア、シンガポール、香港、台湾などアジア方面が好調に推移したほか、欧州方面でも取り扱いを伸ばした。阪神トラベル・インターナショナルも東南アジア方面が順調に推移し、13.4%増の2億9973万円と2桁増となった。

 国内旅行は3社計が19.1%増の74億3697万円と前年を上回った。阪急交通社は19.5%増の87億3340万円。四国地方が減少したが、東海、近畿、中国地方が前年を大きく上回った。阪急阪神ビジネストラベルは1.0%減の2億1551万円。阪神トラベル・インターンショナルは国内航空券やパッケージの取り扱いが減少し、28.8%減の2326万円と2桁減となった。

 このほか、3社計の外国人旅行は133.7%増の2950万円。海外、国内、外国人旅行の総計は5.6%増の252億1495万円だった。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル