ANAセ、B747退役でラスト企画、最後の着陸や部品取り外しも
ANAセールスは、ボーイングB747型機の退役をテーマとした一連の企画の締めくくりとして、海外と国内のツアーを1種類ずつ設定する。2月10日14時に「B747を見送るアメリカツアー5日間」、2月25日14時には「格納庫でB747の勇姿を ANA機体メンテナンスセンター&ANA訓練センター見学ツアー」の販売を開始する。
海外ツアーは、B747型機の解体場所である米国デュペロを訪れるもの。現地に到着するB747の最後の着陸や機内を撮影できるほか、機内見学、機体の胴体へのお別れメッセージの書き込み、一部部品の取り外し体験なども盛り込んだ。さらに、最終日の晩は「B747さよならパーティー」を開催し、スタッフがB747型機に関する講話をおこなうほか、クイズ大会も実施する。
米国へはNHの成田/シカゴ線を利用。旅行代金はエコノミー利用で34万8000円、プレミアムエコノミーは55万8000円、ビジネスは83万8000円。募集人員は30名から40名とし、最少催行人員は20名に設定した。
一方、国内ツアーは日帰りで企画。ANA機体メンテナンスセンターでのB747型機の記念撮影会や整備士による講話、ANA訓練センターでのフライトシミュレーターやモックアップの見学などを企画した。参加者にはB747型機のオリジナルバッジをプレゼントする。
羽田空港からの現地発着プランと、新千歳、関空、伊丹、神戸、福岡からの往復航空券付きプランを用意し、旅行代金は現地発着の場合1万4800円。各地からのプランは3万3300円からとしている。最少催行人員は20名。
なお、予約の受け付けは、米国ツアーがウェブ予約限定で、国内ツアーがANAスカイホリデー予約センターでの電話とした。2月17日までに米国ツアーを予約した顧客には、国内ツアーの優先予約も受け付ける。