PTS、黒田官兵衛テーマにチャータークルーズ、子供向けプログラムも
PTSはこのほど、ぱしふぃっくびいなすのチャータークルーズとして「黒田官兵衛ゆかりの地を訪ねて 姫路・別府(中津)・熊野・瀬戸内海クルーズ6日間(横浜港発着)」を発売した。夏休みを利用した日程にすることで、シニア層に加え、歴史学習、自由研究を含めた家族旅行や3世代旅行の取り込みをはかる。
クルーズでは、黒田官兵衛の出身地である姫路に入港。姫路から別府までは、通常夜間から早朝に蛇行することが多い瀬戸内海を1日かけて進み、瀬戸大橋、来島海峡大橋を通過。中津や熊野の新宮も訪問する。寄港地では黒田官兵衛ゆかりの地として、姫路城や「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」、中津城などの観光をオプショナルツアーで設定したほか、熊野神社や熊野古道めぐりなども用意した。
また、船内イベントとして、元タカラジェンヌによるレビューショーや「歴史・城ガイド講演」、「瀬戸内海の島々のお話」、「奥村愛ヴァイオリンの調べ」などオリジナルイベントを実施。このほか、ショーやコンサート、デッキスポーツ、カルチャー教室なども設定した。
さらに、小学4年から中学3年生までを対象に、船上生活での団体行動やマナー、規律を学べるプログラム「PTS洋上こども探検隊」を用意。同プログラムではなりきり船長や船内探検ツアーや、寄港地ならではの歴史や文化についての学習の機会も提供するという。
ツアーの日程は8月19日から24日。旅行代金は、ステートJ2名1室利用で大人1名19万9000円から。ロイヤルスイートA2名1室利用の場合は90万円とした。