ペルー、民族舞踊や音楽の祭典「カンデラリア祭」を開催
ペルー政府観光庁によると、2月2日から約2週間、ペルー南部の町プーノで民族音楽や舞踊の「フォルクローレ」の大祭典といわれる「カンデラリア祭」が開催される。
これはペルーの民族音楽を体験できる年に1度開催される祭りで、今年で50周年を迎えるもの。16世紀にスペイン人がペルーに持参した「カンデラリアの聖母像」が由来で、参加者たちはプーノの守護聖人である聖母像に踊りと音楽を捧げる。。毎年6万人以上のバンドやダンサーが参加し、同様数のビジターが国内外から祭りを見に集まるという。
祭りではスペインの征服以前の時代の民族舞踊のコンテストやインカ時代の伝統楽器の演奏が披露され、金糸銀糸の刺繍がほどこされた衣装を着たクレオールダンサーがバンドとともに披露するダンスや、アンデスの高原地帯の伝統的なダンス「ディアブラーダ」など、多くのストリートパフォーマンスがおこなわれる。