LHグループ、13年の旅客輸送量2.3%増、利用率も上昇
ルフトハンザグループの2013年の輸送実績で、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は前年比2.3%増となり過去最高を更新した。また、運航便数は3.7%減の102万8260便で、旅客数は1%増の1億458万7000人であった。
これはルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、ジャーマンウイングス(4U)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)、オーストリア航空(OS)の合計値で、座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.0%増に留めたため、有償旅客による利用率であるロードファクターは1.0ポイント増の79.8%となった。
会社別で見ると、LHと4Uは旅客数が1.4%増の7626万1000人、ASKが1%増、RPKが2.3%増でロードファクターは1.0ポイント増の79.1%。また、LXは旅客数が0.5%増の1703万9000人で、ASKは2.7%増、RPKは3.8%増となり、ロードファクターは0.9ポイント上昇の83.3%となった。一方、OSは旅客数が1.6%減の1100万人、ASKが2.7%減、RPKが1.4%減といずれも規模を縮小。利用率は1.1ポイント上昇の78.6%となった。