アメリカン航空（AA）とUSエアウェイズ（US）は、コードシェアを開始する。数週間をかけて全路線、全便を共同運航する計画だが、まずは第1弾として両社のハブ同士をつなぐ路線などを対象とする。1月23日以降の旅程が対象。

　対象路線は、まずはシカゴ、ダラス・フォートワース、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク（JFK）などAAのハブ空港と、シャーロット、フィラデルフィア、フェニックス、ワシントンDC（DCA）などUSのハブ空港を結ぶ両社の便の大半。

　また、AAは、USエアウェイズ・シャトルが運航するボストン、ニューヨーク（LGA）、ワシントンDC（DCA）間の東海岸路線に便名を付与。さらに、USはシカゴとダラス・フォートワース発着でAAが運航し、USが就航していない国内線の一部をコードシェアする。このほか、両社の国際線の一部も共同運航するという。

　なお、両社はコードシェアの相乗効果として、2015年までに年間10億米ドルを超えると見込んでいる。