スターウッド、13年は新規開業74軒、契約も4年連続増に
スターウッドホテル&リゾートは2013年、新たに世界22ヶ国で74軒のホテルをオープンした。客室数では約1万6200室増加したことになる。また、152軒のホテルと新規加盟契約を締結しており、契約数も16%増に。4年連続のプラス成長に加え、2007年以降最高の伸び率を記録した。このほか、既存加盟ホテルとの契約更新も34%増となる75軒のホテルと実施した。
カテゴリー別では、ラグジュアリー・ホテルのセントレジス、ザ・ラグジュアリー・コレクション、Wの3ブランドは合計160軒となり、過去6年で倍増。今後の開業予定では90%以上が新興国市場になるという。
また、シェラトン、ル・メリディアン、ウェスティンの「アッパーアップスケール」カテゴリーでは、昨年30軒が開業し、60軒の新規加盟の契約を獲得。さらに、「ミドルマーケット」カテゴリも2008年比で約8割増となり、フォーポイント・バイ・シェラトン、アロフト、エレメントの3ブランドでは昨年、37軒が開業し、77軒が新規加盟契約した。
これらの結果についてスターウッドホテル&リゾートでは、グローバル戦略の強化と新興国市場への取り組みに注力したことによるものとしており、2014年度もさらにグローバル戦略を強化する方針。スターウッドが保有する9つのブランドホテルを通常の伸び率を上回る形で新規オープンさせ、加盟契約数の増加をめざすという。特に、ウェスティンとフォーポイント・バイ・シェラトンではいずれも今年200軒目のプロパティを開業する予定だ。