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ペルー・マチュピチュ、マチュピチュ遺跡への登山道にて発生した「土砂崩れ」に伴う影響‐続報

  • 2014年1月14日

 現地時間2014年1月10日未明に発生いたしました「マチュピチュ遺跡」への登山道での「土砂崩れ」に伴う影響等について、現在の状況を以下にご連絡いたします。

■ 概要
〔発生日時〕
 現地時間 2014年1月10日(金) 未明
〔発生場所〕
 マチュピチュ村~マチュピチュ遺跡を結ぶ「ハイラムビンガム道」2.5km地点
〔詳細〕
 大雨の影響で、ハイラムビンガム道に土砂崩れが発生し、シャトルバスの通行が中止されました。

 村~遺跡を結ぶこの道はマチュピチュ山の斜面にあり、14回のカーブが続くジグザグの道になっております。

 今回は、3つ目と6つ目の道に、特に大きな岩(幅 5m×高さ4m)や200トンもの土砂が崩れ落ち、大きな被害が生じました。

 なおその他の場所でも土砂が道を封鎖をいたしましたが、既に撤去作業が終了しております。

〔対応〕
 村~遺跡へのシャトルバスを運行するコンセトゥール社が早急に土砂の撤去作業を行いましたが、クスコから機械を取り寄せるなど時間がかかりました。

 またこのエリアは、マチュピチュ自然保護地区として世界遺産に登録されているため、周辺の自然を破壊しないよう、慎重に作業が行われております。

〔観光への影響〕
 土砂崩れ発生直後はシャトルバスが運行中止となり、観光客は遺跡までの8kmの道を徒歩にて移動しておりましたが、
その後は、村のシャトルバスを利用してジグザグの道の3番目の道まで移動し、
3番目の道~9番目までの約4kmは徒歩にて移動、
9番目の道~遺跡までは、遺跡の入口に残っていたシャトルバスにて移動
するなどの対策が取られたことから、遺跡自体は閉鎖いたしませんでした。


 尚、徒歩移動区間では旅行者への安全、スムーズな移動を確保するため、ハイラムビンガム道の数ヵ所に看護師や酸素ボンベを配置するなどの措置が行政によってとられました。

〔現在の状況〕
 現在では撤去作業が大きく進み、状況も以下の通りになっております。

1) マチュピチュ村~3km地点までシャトルバスで移動
2) 3km地点から約30mほど徒歩にて登ります(2分程度)
3) その後、シャトルバスにて6.5km地点まで移動
4) 6.5km地点から約50mほど徒歩にて登ります(5分程度)
5) その後、シャトルバスにてマチュピチュ遺跡まで移動

 マチュピチュ村~マチュピチュ遺跡への移動は、2回のシャトルバス乗り換えと待ち時間を考慮し、片道1時間~1時間30分程度の時間を要するため、時間に余裕を持って行動する必要があります。

 今後の撤去作業により状況は変わることが予想されます。

 同時期にご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 また新たな情報が入り次第、お知らせいたします。


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会