ブータン、フォーサイト・マーケティングに日本事務所の運営委託
ブータン政府観光局は2014年1月から、フィンランド政府観光局、ラトビア政府観光局などを担当するフォーサイト・マーケティングに日本事務所の運営を委託した。今後は更に積極的なピーアールやマーケティング活動を日本で展開し、ブータン王国のイメージ向上と持続可能な観光開発をめざしていくという。
同局によると、2013年の日本人旅行者数は4015人。2012年は国王夫妻の来日により6967人と増えたため、12年比では42.4%減となったが、2011年の3943人と比較すると1.8%増となっており、今後順調な伸びが予想できるとの考えだ。
今後は現在の主要顧客層である熟年層に加え、30代から50代の女性や若年カップルなどのセグメント別にプロモーションを展開。旅行業界やプレスとの協力を強めていく方針だ。ブータンの人々の生活を体験するプログラムや、国民総幸福量(GNH)を学べるプログラムの開発も視野に入れているという。