阪急交通社グ、11月の海外旅行は7.9%減-国内は11.4%増

  • 2014年1月14日

 阪急交通社グループ3社(※)の2013年11月分の旅行概況で、海外旅行は前年比7.9%減の206億2179万円だった。3社のうち、阪急交通社は10.1%減の176億291万円。台湾、ミクロネシアと中国、韓国を除いたアジア方面は堅調だったが、北米、ハワイ方面が前年を下回った。

 阪急阪神ビジネストラベルは9.1%増の32億6994万円と増加。ベトナム、韓国を除くアジア各国が堅調に伸びたという。一方、阪神トラベル・インターナショナルは0.6%減の3億8039万円と減少。東南アジアが好調に推移したが、ヨーロッパ方面が前年を下回った。

 国内旅行は3社計が11.4%増の156億5770万円となった。このうち、阪急交通社は11.5%増の154億8397万円。東海、中国地方に加え、東北、沖縄方面も好調だったという。阪急阪神ビジネストラベルも企業出張が活発に動き、3.0%増の2億8981万円と増加。阪神トラベル・インターナショナルは先月に続き国内航空券の取り扱いが減少し、20.1%減の2927万円と2桁減となった。

 このほか、外国人旅行は3社計で715.2%増の1億1460万円。海外、国内、外国人旅行の合計は0.2%減の363億409万円だった。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル