キャセイ、B777-9Xを21機発注、約7800億円分
キャセイパシフィック航空(CX)はこのほど、ボーイングB777-9X型機を21機発注することを決定した。総額はカタログ価格で約580億香港ドル(約7800億円)にあたり、2021年から2024年にかけて受納する計画だ。
B777X型機は、CXが世界で2番目に多く保有するというB777-300ER型機をベースにした派生型。このうちB777-9X型機は従来の双発機以上の最大積載重量を持ちながら燃費が良く、運航コストの削減が可能という。標準的な座席数は約400席で、航続距離は1万5185キロメートルで、CXでは北米や欧州など長距離線での使用を念頭に置いている。
なお、CXが2014年から2024年までに納入される予定の機材は今回の21機を含めて89機。総額は約2150億香港ドル(約2兆8937億円)という。