成田、11月の国際線旅客数は6%増-アジア2桁増も韓国は減少
成田国際空港によると、11月の国際線旅客数は前年比6%増の242万8608人だった。このうち、日本人旅客数は1%増の127万5995人、外国人旅客数は27%増の72万3579人、通過客は5%減の42万9034人だった。国際線旅客便の発着回数は3%増の1万2248回となった。
方面別では、中国が前年の反動もあり24%増と増加したほか、台湾、香港、中東を含むアジアも2桁増で推移。太平洋、欧州も前年を上回った。一方、グアムは17%減と2桁減少。韓国は9%減、オセアニアは2%減だった。
国内線は旅客数が19%増の38万8247人、発着回数は4%増の3488回で、11月単月として過去最高を記録した。総発着回数も11月単月で過去最高で、3%増の1万7969回となった。
なお、カーフューの弾力的運用の実施件数は、12月25日現在合計35件だった。
▽国際線方面別旅客数 11月(方面/前年比/人数)
太平洋/1%増/30万8400人
欧州/微増/15万9100人
オセアニア/2%減/4万3200人
グアム/17%減/4万6000人
アジア(中東含む)/12%増/30万6200人
台湾/11%増/7万2600人
香港/10%増/6万6800人
中国/24%増/11万7100人
韓国/9%減/8万8900人
アフリカ/※※/0人
※通過客を含む
※※アフリカはエジプト航空(MS)が7月14日から運休