郵船クルーズ、15年飛鳥IIで世界一周と南太平洋グランドクルーズ

  • 2013年12月24日

 郵船クルーズは12月24日、「飛鳥II」の2015年世界一周クルーズと南太平洋グランドクルーズを発表した。ともに2014年2月14日に販売を開始する。

 世界一周クルーズは104日間。シンガポール、マレーシア、インド、ヨルダンに寄港し、5年ぶりにスエズ運河を運航する。地中海ではトルコやギリシャ、クロアチア、イタリア、スペイン、ポルトガル、フランスに寄港。大西洋横断後、北中米でアメリカ、ジャマイカ、コロンビア、グアテマラ、カナダを立ち寄り、パナマ運河を通航し、アラスカを訪れる。

 世界一周クルーズの実施は2015年で20回目。このため、20周年を記念しイベントや全船客が参加できる組み込みツアーなどの特別企画を設けた。記念イベントでは、横浜で出港前夜祭パーティを開催し、全区間乗船する船客を招待。名誉船長の加山雄三氏によるスペシャルステージも設けた。また、ヴェルサイユ宮殿の「戦闘の回廊」での貸切特別ツアーに招待する。

 また、南太平洋グランドクルーズは50日間で、009年以来6年ぶりの設定。サイパン、オーストラリア、ニュージランド、トンガ、ソシエテ諸島、ハワイなどを訪問する。トンガの首都であるヌクアロファには初寄港する。

 船内では「ラ・ロシェル」オーナーシェフの坂井宏行氏による特別ディナーや、つのだ☆ひろさん、麻倉未稀さんのスペシャルライブなどのショー、講演会などのイベントやカルチャー教室をおこなう予定だ。また、特典イベントとして、シドニーのタウンホールでのスペシャルコンサートの開催や、ヌクアロファでの現地ツアーへ招待する。