関西と太い絆つなぐ 新潟県、観光懇談会で食PR

 新潟県観光協会(高橋正会長)はこのほど、大阪市北区のホテルモントレ大阪で旅行会社やメディア関係者を招いて「うまさぎっしり 新潟観光懇談会」を開いた。120人が参加した。同協会が関西で単独懇親会を開くのは初めて。

 高橋会長は「来春、新潟デスティネーションキャンペーンを開催し、翌年春には北陸新幹線・東京-金沢間全線開業になる。これは新潟県と関西が太い絆を持てるいい機会だと捉えている。春夏秋冬、四季豊かな景観と食材でおもてなしをしたい」。

 また「本日は新潟の地酒や食をたくさん持ってきた。じっくりと味わってもらって新潟の素晴らしさを知っていただいて、ぜひご送客をお願いしたい」と話した。

 出雲崎町の小林則幸町長は「かつて県内に122あった市町村は現在30。そのなかでも特に小さな町が出雲崎町。良寛をはじめ様々な文化を感じにお訪ねいただきたい」と述べた。

 このあと花角英世・同県副知事が乾杯の音頭をとって懇談し、中締めには新潟県旅館組合の野澤幸司理事長と女将らが登壇。野澤理事長は「地酒とお酒に合った料理の提供、こだわりの朝ごはんなどを用意している。地理的な距離は遠いかもしれないが、心の距離は近いと感じていただいて新潟のファンになってほしい」と呼びかけた。


情報提供:トラベルニュース社