ノックエアとスクート、LCC設立へ、バンコク拠点

  • 2013年12月17日

 ノックエア(DD)とスクート(TZ)はこのほど、バンコクのドンムアン空港を拠点とする新LCCの設立について合意した。社名は「ノックスクート」で、DDが51%、TZが49%を出資。ワイドボディ機を使用して中長距離の国際線を展開する計画だ。現在は政府認可を待っているところで、使用機材、サービス、就航地などは検討を進めた後に発表する予定。

 なお、DDは2004年2月設立のLCCで、座席指定や機内のスナック、15キログラムまでの受託手荷物を無料として他社と差別化。現在はナローボディのジェット機とターボプロップ機で国際線と国内線を運航しており、タイ国内では24地点に就航している。ノックスクートでは、TZがワイドボディ機による中長距離線運航のノウハウを提供し、DDをサポートするという。