旅行業・観光業DX・IT化支援サービス

阪急交通社グ、10月の海外旅行は6.1%減-国内旅行は2桁増

  • 2013年12月12日

 阪急交通社グループ3社(※)の2013年10月の旅行取取扱概況によると、海外旅行は前年比6.1%減の217億2407万円となった。

 3社のうち、阪急交通社は7.5%減の188億3252万円。同社によると、台湾、中南米は順調に伸びたが、北米が前年を下回る結果になった。

 阪急阪神ビジネストラベルは7.3%増の31億854万円と前年を上回った。方面別ではインドネシア、シンガポール、香港、韓国、台湾に加え、中国も増加したという。阪神トラベル・インターナショナルも全体的に堅調に推移したことで、25.9%増の4億2091万円と増加した。

 海外旅行以外では、国内旅行が3社合計で19.5%増の154億6264万円。阪急交通社は19.7%増の152億8186万円で、前月から好調な東海、近畿、中国地方に加え、北陸や甲信越、北海道、沖縄も好調だった。阪急阪神ビジネストラベルは前年の大型グループ取り扱いの反動などで3.1%減の2億9987万円と減少。阪神トラベル・インターナショナルは国内航空券の取り扱い減で16.9%減の3130万円となった。

 このほか、外国人旅行は3社計で105.5%増の1億3180万円。海外、国内、外国人を含めた全体は3.3%増の373億1851万円だった。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル