ジェットスターJ、300万人達成-国際線、A320で時間圏内に
▽旅行会社経由の販売増加見込む-関空拠点化は14年めど目標に
鈴木氏は販路の拡大にも意欲を示し、旅行会社については「GKにとってパートナーは重要」である点を強調した。10月からはジェットスター(JQ)グループとJTBの販売提携の元、「るるぶトラベル」でGKのダイナミックパッケージツアーの販売を開始。現在旅行会社30社以上と契約しており、今後もさらに数を増やしていきたいと意欲を語った。
鈴木氏によると現在直販と旅行会社経由の比率は8対2だが、将来的には7対3まで増える見込みだという。さらに、7月から開始したローソンとの提携について触れ、コンビニエンスストア経由での販売についても、他社と提携などで拡大していくとした。
また、鈴木氏は関空の拠点化についても言及。「優先順位が高い戦略」とし、「成田での盤石な体制を整え、2014年から関空での基地化をめざす」と説明。関空を拠点化することで、使い勝手の良いスケジュールの設定ができるほか、機材稼働の効率化につながり、余裕が生まれると期待を示した。
なお、GKでは300万人達成を記念し、成田/松山線のGK403便の乗客に記念のバゲージタグを配布。さらに、6日の12時から18時の「ラッキーフライデーセール」で、国内線全線を片道1000円で販売するセールも実施した。