オーストリア・ウィーン、ウィーンの「ニューイヤー・コンサート」
オペレッタ「こうもり」(Die Fledermaus)が大晦日に上演されるように、ウィーンの年明けには音楽が欠かせません。この大人気のオペレッタは、フォルクスオーパー・ウィーンとウィーン国立オペラ座の2ヵ所で楽しむことができます。
一方、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による伝統的なニューイヤー・コンサートは、テレビを通して世界中で4,000万人のファンを魅了します。
究極の元旦のオペレッタ、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」:
このミュージカル界の最高傑作は、2013年12月31日にウィーンの2つのオペラハウスで上演されます。ハインツ・ツェドニクによる斬新な演出はフォルクスオーパーで、ベルトラン・ド・ビリーが指揮をつとめるオットー・シェンクによる演出作品はウィーン国立オペラ座で、それぞれ楽しむことができます。
ウィーン楽友協会での新年の祝祭は一足早い12月30日の朝に始まり、ウィーン・フィルによる3つの伝統的コンサートで年明けを祝います。
まずは、新たな年の始まりを祝うニューイヤー・コンサートの予告編ともいえる演奏で祝宴が開幕。その翌日の12月31日にはニューイヤーイブ・コンサート、そしてついにグランドフィナーレには世界で最も名高いコンサート、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤー・コンサートが開催されます。
3つのコンサートの指揮は全て、オーケストラから再び指揮者としてコンサートに招かれたダニエル・バレンボイムにより行われる予定です。
情報提供:ウィーン市観光局、日本海外ツアーオペレーター協会