JTBGMT、14年サンライズツアーは130コース、20万人目標に
エクスペリエンスジャパンで冬商品30コース発売も
JTBグローバルマーケティング&トラベルはこのほど、サンライズツアーの2014年商品と、エクスペリエンスジャパンの冬期商品の販売を開始した。サンライズツアーでは通年で計130コースを設定し、取り扱い人数20万人をめざす。また、エクスペリエンスジャパンでは1月から3月の冬期で40コース、通期で250コースを用意し、取扱人数目標は5万人。
サンライズツアーは、11月28日から海外向け宿泊・ツアー予約サイト「JAPANiCAN.com」で販売を開始。全コースを最少催行人員1名または2名で実施する。14年は商品の見直しと新コースの追加を実施。欧米、アジアを問わずに人気が定着している山岳リゾート、立山黒部アルペンルートや上高地を訪問するツアーを新規設定し、定番コース化をはかっていく。
また、世界遺産に認定された富士山関連のコースを通年で設定し、商品数も増加。「富士山世界遺産ネイチャーガイドウォーキング」「富士山世界遺産サイクリング1日」など、富士山により焦点を当てたツアーも新設した。
サンライズツアーは1964年に販売を開始しており、2014年はブランド50周年。これに伴い、記念商品やツアーの発売、販促キャンペーンやノベルティ制作などを予定しており、順次発表していく計画だ。
エクスペリエンスジャパンでは、冬期限定商品と地方発着商品を発売。まずは11月28日から30コース、JAPANiCAN.comで販売し、追加で10コース設定する予定だ。同ブランドはリピーターやアジア圏からの訪日外国人をターゲットに、価格訴求型、体験重視型商品として展開。今回は日本でスキーを楽しみたいというニーズに応え、軽井沢や富士山麓など、東京から気軽に行ける地域でのスキー商品を新設した。
地方発着商品では、札幌もいわ山夜景バス、白川郷ライトアップバス、福岡ハイライト1日などを設定。ゴールデンルート以外の全国レベルでの商品ラインナップの拡充をはかっていく。