オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州（NSW州）政府観光局はこのほど、日本局長に新堀治彦氏を任命した。新堀氏は先ごろまでトロピカル・ノース・クイーンズランド観光局（TTNQ）で日本ディレクターを務めていた。新堀氏は今後、NSW州政観日本局長として旅行会社や航空会社などとの関係を維持、強化し、NSW州への旅行需要喚起に取り組んでいく。

　NSW州政観CEOのサンドラ・チップチェイス氏は今回の人事発表に合わせて、「（州内の）各地域には日本からの観光客に知られていない魅力的な見どころがたくさんある。シドニーが主な滞在先であるという現在の状況は、地方の魅力を紹介する素晴らしい機会がある」と語り、新堀氏の今後の活動に期待。

　また、インダストリー・パートナーショップス及び政府政策ジェネラルマネージャーのシモン・シェパード氏も、新堀氏が「我々のインターナショナル・チームに豊かな経験と専門的な知識をもたらしてくれることを期待している」とコメントした。