NZ、「ホビット」でキャンペーン、LAプレミア参加旅行など贈呈
ニュージランド航空(NZ)はこのほど、映画「ホビット」シリーズ第2章「ホビット 竜に奪われた王国」公開に際し、マーケティングキャンペーン「Middle Earth - Closer Than You Think(中つ国は思うより近くに)」を開始した。ホビットをフックにプロモーションを展開し、ニュージーランドへの渡航者数の増加をめざす考えだ。
NZではホビットをテーマにしたマーケティング活動を展開しているが、2012年に世界全体で実施したアンケートによると、回答者の82%が同活動によりニュージーランドに興味がわいたと回答。2013年1月から3月にニュージーランドを訪問した海外からの渡航者数のうち8.5%がホビットでニュージーランドに興味を持ったとし、このうち1%がホビットを目的に旅行を決めたとしている。
キャンペーンでは、ホビットをテーマにしたプロモーションビデオ「中つ国のとある一日」を制作。ビデオは客室乗務員やパイロット、エンジニア、旅客機誘導係員、貨物スタッフ、空港スタッフなどが映画の登場人物のような格好で登場。映画で小人フィリーを演じるディーン・オゴーマンが出演し、魔法使いのラダガスト役のシルベスター・マッコイも声で出演した。
また、クイズキャンペーンとして、ビデオを見てクイズに答えた応募者から抽選でを3組6名に、12月にハリウッドでおこなわれるワールドプレミア試写会に参加するロサンゼルス旅行を、1組2名にニュージランドへの旅をプレゼントする。応募期間は11月27日まで。
このほか、NZではホビットのラッピング機も就航。使用機材はボーイングB777-300型機で、12月2日にオークランドで披露後ロサンゼルスに出発し、プレミア試写会に間に合うよう到着する予定だ。