ジェットスターJ、機長昇格プログラム開始-機長を自社で養成
ジェットスター・ジャパン(GK)は、10月27日からGKに所属するパイロットの機長昇格プログラムを開始した。国土交通省の本承認を受けて始めるもの。このプログラムは通常の業務に重点をおいており、4ヶ月間でグランドスクール、シュミレーター訓練、路線訓練や機長昇格のための訓練プログラムなどを実施する。
受講資格はGKの副操縦士として一定の乗務時間、乗務期間を経験し、定期訓練や定期審査の成績、社内審査を通過したパイロットに与えている。現在候補者3名が第1回目の機長プログラムに取り組んでおり、2014年2月以降に、機長に昇格する予定だ。第2回目は候補者が4名選ばれており、11月末から訓練を開始するという。
また、プログラム導入に合わせ、フルフライトシュミレーターや他訓練ソリューションを提供するカナダのCAE社の韓国の訓練センターを使用。今までフライトシュミレーターを利用した訓練はマレーシアで実施してきたが、韓国で実施することで渡航時間や渡航費の削減が可能となり、訓練効率が向上する見込みだ。