楽天トラベル、宿泊施設HP予約システム英語版をリニューアル インバウンド対応を強化

 楽天トラベル(山本考伸社長)は11月7日、宿泊施設サイト向け予約システム「R-with」の英語版をリニューアルした。インバウンド向けサイトとシステム統合し、外国人向けに英訳した宿泊プランの設定が容易に。スマートフォン版サイト対応や事前カード決済も可能になるなど宿泊施設のインバウンド集客機能を強化した。

 「R-with」は、宿泊施設の自社サイトに楽天トラベルのネット宿泊予約機能を付加できるもので、自社サイトと楽天トラベルでの販売在庫の一元管理も可能。日本語版と英語版がある。現在の契約施設数は約2500軒。

 今回のリニューアルでは、同社のインバウンド向けサイトと同様にプラン販売が可能に。英訳は不要で運用の利便性も高まり、スマートフォン版対応や事前カード決済といった日本語版の機能の大半を使えるようになった。

 同社では昨年9月、インバウンド向けサイトのシステムを刷新するなどインバウンドへの取り組みを強化。インバウンド向けシステムの利用施設数は5500軒から今年10月には1万8千軒(20まで増加し、楽天トラベルの同月のインバウンド予約は前年比約160%増まで飛躍した。今回のリニューアルによって宿泊施設の利便性を向上し、さらなる発展を目指す。


情報提供:トラベルニュース社