デルタ、1万フィート未満でも小型電子機器の利用可能に
デルタ航空(DL)はこのほど、米国内線の幹線について、高度1万フィート(約3キロメートル)未満の機内での小型電子機器の利用を可能とした。従来は、離着陸時を含めて高度1万メートル未満の機内では小型電子機器の利用が禁止されていたが、米国連邦航空局(FAA)が規制を緩和し、DLが即座に対応した。
今回の措置により、DL機内で読書用端末やタブレット、スマートフォンなどの小型電子機器について、機内モードに設定することを条件に使用できるようになった。ただし、携帯電話の通話は引き続き全面禁止。
米国内のローカル線を運航するデルタ・コネクションの約550機については年内の対応を予定。また、国内線の計800機超で提供しているWiFi接続サービスは引き続き高度1万フィート以上で利用可能とする。なお、国際線は就航先の国による規制もあるため現時点では使用は認められない。