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エミレーツ航空、20年までに年間旅客7000万人へ、250機以上で

  • 2013年10月31日

ドバイ国際空港に並ぶEK機材 エミレーツ航空(EK)は、2020年までに保有機材数を250機以上に増加し、年間の搭乗者も7000万人の規模に拡大知る計画だ。すでにそれに対応可能なインフラ整備の計画も進めているという。ドバイでは2020年万博の開催地として最終候補地になっているといい、EKはこの計画を博覧会国際事務局の代表団に対するプレゼンテーションの中でおこなった。

 EKの現在の保有機材数は206機で、平均機齢は5年。発注済みの機材もエアバスはA380型機が53機、A350型機が70機、ボーイングはB777-300ER型機が61機、貨物機を含めると合計で187機の納入を待っている状況。2020年までに限ると、保有機材との合計で250機を超えることになる。

 また、インフラ面でも、ドバイ国際空港で国際線の対応能力の拡大のため、2015年を目処にコンコースDの供用開始を予定。さらに、ドバイのジュベル・アリ地区に建設中の複合都市「ドバイワールドセントラル」にあるアール・マクトゥーム国際空港では、この10月27日に初の旅客便が就航。同空港は、2020年までに年間1億6000万人の旅客に対応可能になるという。

 旅客については、現状は2012年度(2012年4月1日~2013年3月31日)で約3939万人。世界人口の3分の1以上がドバイから飛行機で4時間以内に居住していることなどから、今後の成長において戦略的に優位な位置にいるとの考えだ。

訂正案内(編集部 2013年11月1日13時55分)
・訂正箇所:第2段落第2文
誤:A380型機が53機、A380型機が70機、

正:A380型機が53機、A350型機が70機