来年は「瀬戸内しまのわ」 広島県が大阪で観光説明会
広島県と広島県観光連盟はこのほど、大阪市内のホテルで観光情報説明会を開き、来年に愛媛県と共同で開催するイベント「瀬戸内しまのわ2014」などをアピールした。
瀬戸内しまのわは、瀬戸内海の島々を舞台に3月21日-10月26日に開く。花めぐりやサイクリング、食といったイベントを実施し、旅行会社向けには瀬戸内海汽船の「銀河」などのチャータークルーズ、船やタクシー、昼食をセットしたパッケージ商品を卸す。「団体買取、個人客の流し込み、オプションと3つの使い方ができます。ぜひ商品化してほしい」と担当者。
またJR西日本と広島市や呉市が組んだキャンペーンも展開。定期船やJRのフリーきっぷを設定、宮島や江田島を含めた回遊性を高める。グルメやスイーツのラリーも計画している。
今年、三次以北が開通した中国横断道・尾道松江線は14年度中に全線供用される。沿線の世羅町や庄原市、三次市では「花」をテーマに立ち寄り観光を呼びかけた。
県観光連盟の石本秀紀専務理事は「この夏のDCで瀬戸内への関心が高まりました。さらに魅力を発信すべく『しまのわ』などに取り組んでいきます」と話していた。
情報提供:トラベルニュース社