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KNT-CT、8月の海外旅行は12.1%減、学生団体は前年越え

  • 2013年10月13日

 KNT-CTホールディングスの2013年8月の旅行取扱状況(※)で、海外旅行取扱額は前年比12.1%減の185億3990万円となった。団体旅行は14.7%減の42億4583万円、企画旅行は10.6%減の101億7454万円、個人旅行は12.9%減の41億1953万円と前年を下回った。

 団体旅行は近畿日本ツーリスト(KNT)の取り扱いで、学生団体は7.3%増と前年を上回ったが、一般団体は2012年のロンドンオリンピックの反動で37.1%減と減少。海外旅行計で12.9%減となった。

 企画商品のうち、近畿日本ツーリスト個人旅行(KNT)では販売の割合が高い東アジア方面を中心に全般的に不調。特に中国方面は引き続き大きく低迷しているという。ヨーロッパ方面は復調傾向にあるが、各方面で定額商品のラインナップを縮小した影響もあり、取扱人数、額とも前年を下回った。一方、クラブツーリズムは、東アジアやエジプトなどで外的リスクの影響も受けたが、アメリカ、オセアニア方面やクルーズ商品が好調を維持し、全体として前年並みの水準を維持した。KNT-CTホールディングス全体では、ホリデイは17.2%減の58億2941万円、クラブツーリズム海外は0.2%減の41億6589万円となっている。

 海外旅行以外では、国内旅行が5.3%増の379億6034万円、国際旅行は42.6%増の7億3417万円と増加。関連商品他を含めた合計は0.5%減の579億8846万円となった。


※近畿日本ツーリスト(KNT)、KNT個人旅行、KNT個人旅行販売、クラブツーリズム、KNT北海道、KNT東北、KNT中国四国、KNT九州、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合計値。2012年12月までに掲載した取扱状況の記事では、クラブツーリズム、KNT個人旅行販売(旧KNTツーリスト)、ユナイテッドツアーズの3社の数値は含んでいない