ジェットスター、B787受領、年内に国際線就航へ

  • 2013年10月8日
JQのB787型機

 ジェットスター航空(JQ)は10月7日、ボーイングB787-8型機の初号機を受領した。JQでは国際線用機材としてB787型機を14機発注しており、現在エアバスA330型機で運航している日本やハワイ、プーケット、バリの路線をB787型機で置き換えていく計画だ。

 JQのB787型機はビジネスクラスが21席、エコノミークラスが314席の合計335席で、全席に機内エンターテイメントシステムを搭載した。また、機内の空間もより広くなり、持ち込み手荷物用のスペースも拡大したという。

 初号機は今後、オーストラリアの航空当局から承認を取得し、まずはメルボルンからゴールドコーストとケアンズに国内線を運航。その後、年末にかけて国際線に就航する計画だ。

 なお、B787型機の受納により置き換わるA330型機は、カンタス航空(QF)がB767型機の後継機として引き継ぐ。このプロセスは2015年中頃までを予定している。また、QFグループでは2016年以降に行使可能な権利として、B787-8型機とB787-9型機を合計50機分購入可能なオプション契約を結んでいる。