ピーチ・アビエーション（MM）は2014年2月1日から、関空／松山線の運航を開始する。ダブルデイリーで運航する計画で、関係当局への申請、認可が前提だ。四国への就航は今回がはじめてで、MMにとって10番目の国内線となる。

　MM代表取締役CEOの井上慎一氏は「松山空港は利用者数が四国の中でも最も多く、古くから関西との往来も盛ん」とし、「MMの『空飛ぶ電車』により、関西と四国がより身近になるとともに、新しい観光需要が創出されることを期待している」とコメントした。

　MMによると、当初は関空／松山間の国内需要が主になる見込みだが、海外からの訪日需要も期待しているという。特に松山はミシュラングリーンガイドで三ツ星を獲得した道後温泉本館があり、期待できるとした。

　MMでは乗継需要を見込んだスケジュール調整などはおこなっていないが、組み合わせ次第では同社の仁川や釜山、香港、台北／関空線との同日乗継が可能だ。特に香港、台北／関空線は乗客の5割が外国人旅客だとし、松山線を訪日旅行の選択肢の1つとして提供していきたい考えだ。

　運航スケジュールは下記の通り。

▽MM　関空／松山線運航スケジュール（2014年2月1日～3月29日）
MM301便　KIX　07時55分発／MYJ　08時55分着
MM302便　MYJ　09時25分発／KIX　10時15分着
MM309便　KIX　19時10分発／MYJ　20時10分着
MM310便　MYJ　20時40分発／KIX　21時30分着