四国内交流の活性化を 4県経済同友会が懇談会

 四国4県の経済同友会がこのほど、高松市のホテルクレメント高松で「島内交流の活性化を目指して」のテーマで交流懇談会を開いた。約150人が出席した。

 パネルディスカッションには九州観光推進機構事業本部観光アドバイザーの大江英夫さん、香川県婦人団体連絡協議会会長の町田法子さん、四国ツーリズム創造機構事業推進本部長の平尾政彦さん、四国旅客鉄道総合企画本部地域連携室担当室長の中村雅子さんがパネラーとして登壇。コーディネーターは香川経済同友会副代表幹事で喜代美山荘花樹海社長の三矢昌洋さんが務めた。

 パネラーからは「四国島内の移動人口が北海道37%、九州36%に比べて四国は8%、自地域内の宿泊旅行率も同様に北海道75%、九州63%に対して四国は21%。四国内居住者が四国の良さに気づけばリピーターになる」「四国には福岡県のように人口500万人の大都会はないが、四国はメディア対応力はすばらしい」「四国八十八カ所霊場めぐりは来年開創1200年を迎える。おもてなしの心で接待したい」「四国観光活性化ニュープロジェクトを立ち上げ、四国の魅力が何かを知り、四国内をめぐる他の祖身を味わう人を増やしたい」といった意見が出された。

 このほか、瀬戸内国際芸術祭2013総合ディレクターの北川フラムさんの講演も行われた。

 経済同友会の交流懇談会は情報交換を目的に持ち回りで毎年開催している。

 

情報提供:トラベルニュース社