香港エクスプレスがLCC化、関空・羽田に就航へ、11月から
香港エクスプレス航空(UO)は11月7日から羽田/香港線、11月21日から関空/香港線を開設する。それぞれデイリーで運航する計画で、政府の認可取得が条件だ。
UOは今年6月、LCCとしてビジネスを展開すると発表しており、10月27日からLCCとして、順次チェンマイ、コタキナバル、昆明、プーケット、台中、羽田、関空の7路線を開設する。UOが関空に就航するのは、2012年の冬スケジュールから関空/香港線を運休して以来初めて。羽田線は日本/香港間の航空当局間協議で配分されていた、深夜早朝枠を活用する。
日本では消費者向けにはウェブサイトで直販をおこなう予定だが、日本の市場特性を考慮し、BtoBの販売も積極的に展開。このほど日本地区総代理店にエア・システムを指名した。エア・システムによると、UOではLCC、同じ海南航空グループの香港航空(HX)はフルサービスとの位置づけで、10月27日からそれぞれ新体制で就航。旅行会社向け運賃はまだ未定としながらも、就航まで間もないため早急に決定し、営業活動を展開していきたいとした。
運航機材はエアバスA320型機の174席。現在5機体制だが、2018年に30機体制まで機材を増やし、路線を拡大していきたい考えだ。
詳細な運航スケジュールは下記の通り。
▽UO 新路線運航スケジュール(すべてデイリー運航)
・羽田/香港線(2013年11月7日~)
UO622便 HKG 19時05分発/HND 00時30分着※翌日
UO623便 HND 01時30分発/HKG 05時45分着
・関空/香港線(2013年11月21日~)
UO686便 HKG 09時30分発/KIX 13時55分着
UO687便 KIX 14時50分発/HKG 18時15分着