アクセス、新ホストシステム稼働、新機能も提供開始
アクセス国際ネットワークは10月1日、新しいAXESSホストシステムを稼働した。新システムはトラベルポートのワールドスパンをベースとしたもので、従来通り日本航空(JL)唯一の推奨GDSとしてJLグループ便の予約発券について最高品質を保証し、AXESS CREAなど現行プロダクトやマルチ・ジャパンなど日本独自の機能を継続して提供。その上で予約や運賃、発券関連の機能を格段に向上したという。
改善点としては、例えば各航空会社やホテル、レンタカーとの接続の品質や機能が向上。ホテルについては取り扱い数が従来の1.4倍となる約9万3000軒に増加した。また、仮の旅程を作成しないで最安値を検索できる「Power Shopper」機能をリリースした。
このほか、これまでは有償としていた低額運賃検索システム「Value Trip Search」を全ユーザーに無償で提供。さらに、航空会社がレベニューマネジメントの一環でおこなう追加的サービスの販売などにも対応し、旅行会社が簡単に予約できるようにする。予約作成を補助するブッキングサポーター、Audit検索ツールなどの新機能も提供する。
なお、今後は半年間をかけて、旅行会社が希望するタイミングでの移行をおこなっていく計画だ。