日本/カナダ航空協議、羽田昼間枠が焦点に

  • 2013年9月29日

 日本とカナダの航空当局間協議が9月30日から10月1日にかけて、バンクーバーで開催される。国土交通省航空局航空交渉室によると、今回焦点となるのは羽田の昼間時間帯での就航について。成田を含むオープンスカイと首都圏以外の空港の以遠権自由化はすでに合意済みだ。

 現在羽田の昼間時間帯の就航が可能な国は英国、フランス、中国、シンガポール、タイ、ドイツ、ベトナム、インドネシア、フィリピンの9ヶ国。カナダが合意に至れば、2014年3月末を予定する、羽田の国際線発着枠の3万回から6万回への増加の際、10ヶ国が昼間時間帯に路線を開設できるようになる。

 なお、現在2国間は日本航空(JL)が成田/バンクーバー線を週7便で、エア・カナダ(AC)が全日空(NH)とのコードシェアで、成田/バンクーバー、トロント、カルガリー線をそれぞれ週7便で運航している。