全日空、世界初、ユネスコの公式サポーターに

  • 2013年9月26日

 全日空(NH)は9月20日、ユネスコおよび日本ユネスコ協会連盟と覚書を締結し、世界で初めてユネスコの公式サポーターとなった。公式サポーターは、ユネスコが教育、科学、文化の分野で展開する国際協力プログラムの強化のため、寄付を通じてユネスコに協力する企業で、NHは今後3年間、ユネスコに寄付するとともに事業の啓蒙活動をおこなう。
 
 主な活動内容としては、「ANA×ユネスコ寄付マイル」として、AMC会員からマイルの寄付を募るほか、機内販売で世界遺産関連商品を扱い、売上の一部を寄付。また、国際線機内エンターテイメントでも世界遺産番組「NHK世界遺産100」を上映する。さらに、ANAセールスのANAワンダーアースなどで世界遺産に焦点を当てたツアー造成を積極的に進める。

 なお、9月30日にはユネスコ公式サポーター記念発表会を、世界遺産に登録されてから20年の白神山地に近い大館能代空港で実施。当日は日本ユネスコ協会連盟の特別大使“犬”(ワンバサダー)で、人気の秋田犬「わさお」も登場するという。