16年に米国への旅行者450万人へ、JATAがブランドUSAと部会設置

  • 2013年9月25日

 日本旅行業協会(JATA)はブランドUSAと共同で、訪米旅行需要の拡大を目的に「日本・アメリカ旅行促進部会」を海外旅行推進委員会の下に設ける。JATAとブランドUSAでは昨年9月に「日本・アメリカ観光交流年」を実施してきていたが、この期間が終了したことを受けて活動を引き継ぐ。

 部会の構成メンバーには米国大使館商務部も参加し、交流年のプロモーション体制をさらに強化。交流年では2016年の訪米日本人旅行者数を、ハワイやグアム、マリアナを含めて375万人とする目標を掲げていたが、2013年中にも達成が見込まれることから、促進部会ではこれを450万人に引き上げた。

 まずは9月25日に第1回の会合を開催。今後はブランドUSAの広告とJATA会員の販売促進の連携強化や旅行会社の教育、新規旅行商品の促進などに取り組む。特に教育面でセミナー開催に力を入れていく方針で、地方セミナーやMICEセミナーなども計画しているという。