楽天、クラウド業務渡航サービスと提携、国内宿泊予約で
楽天トラベルはこのほど、クラウド型出張・経費管理サービス「コンカートラベル」を運営するコンカーと業務提携した。コンカートラベルの日本語版について、楽天トラベルの国内宿泊施設予約サービスの連携機能を共同で開発する。
コンカートラベルは、導入した企業の従業員が携帯端末やパソコンを使って社内規程に則った出張を申請し、航空券や宿泊施設を予約できるサービス。経費管理サービスの「コンカーエクスペンス」とも連携するため、経費の精算情報を自動で生成することも可能で、企業全体の出張費用、経費を可視化できることも武器という。現在は世界で約1万8000社、約2200万人が利用しているといい、今後3年間で300社への導入をめざす。
コンカートラベルの日本語版は9月17日に稼働しているが、楽天トラベルとの連携機能は年内をめどに正式提供する予定だ。楽天トラベルとしては、法人需要の取り込みが期待できるほか、将来的には海外からの訪日需要もねらっていく。