観光庁は、Facebookやウェブサイトで海外向けに日本のアニメ、漫画、ゲームなどの情報を提供する「Tokyo Otaku Mode」と連携し、同社のFacebookページを活用したJ-Pop・サブカルチャーファン層への訪日プロモーションを実施する。これは2013年度ビジット・ジャパン事業の一環でおこなうもの。

　プロモーションでは、Tokyo Otaku Modeサイト内に「聖地巡礼」「アキバ情報」「Otakuイベント」の3テーマについて情報提供する特設サイトを作成する。

　聖地巡礼では、海外で人気のアニメ作品の舞台やモチーフとなった場所を地域別に掲載。地元自治体の協力のもと、周辺の観光地情報も掲載する。また、アキバ情報では、秋葉原の店舗を「アニメ」「マンガ」「ゲーム」「コスプレ」「フィギュア」などに分類し、マップと連動させて掲載する。

　Otakuイベントでは、「京都国際マンガ・アニメフェア2013」「東京ゲームショウ2013」「コミックマーケット85」などのイベント情報を掲載。全国のアニメ系博物館情報も合わせて掲載する予定だ。

　また、Tokyo Otaku ModeのFacebookページをプロモーションに活用していく。同社のFacebookページは全世界約1300万人のファンがついており、今回のプロモーションでは、ファンが注目しそうな情報を定期的に投稿し、特設サイトへの誘導や情報の拡散をはかっていく。