観光庁、テーマパークと連携、東南アジア6ヶ国でキャンペーン
観光庁は日・ASEAN友好協力40周年記念事業として、東南アジアで人気の高い日本のテーマパークなどと連携した訪日促進キャンペーンを実施する。同キャンペーンを13年度予算で設定した「東南アジア・訪日100万人プラン」達成に向けた起爆剤にしたい考えだ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、サンリオピューロランド、日光江戸村、太秦映画村、長崎ハウステンボス、横浜ラーメン博物館、箱根小涌園ユネッサン、下田海中水族館などと連携して展開する。
キャンペーンではタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンからの訪日旅行者に対し、自身が日本のテーマパークなどで撮影した写真や動画、テキストの投稿を募集。英語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語の4ヶ国語で特設サイトを設置しており、応募作品は特設サイトで掲載するとともにFacebookやTwitterを活用し、「いいね」やツイートを通してサイト訪問者への友達への訴求もねらう。
また、投稿の中から優秀者を選定。「いいね」ボタンの数や観光庁による審査を実施し、優秀者100名を決定する。コンテストの優秀者には、宿泊券やテーマパークチケット、航空券などをプレゼントする。
応募を促進するため、特設サイトのアンケート回答者1万名に対し、日本で利用できるフリーWiFiのIDやパスワードをプレゼントする。さらに、テーマパークの協力を得て、来場者への割引クーポンも用意した。このほか、特設サイトではテーマパークの紹介や、訪日旅行モデルコース、訪日旅行商品取扱会社の情報提供、日本在住の東南アジア人よる日本体験レポートなども掲載する。