JTB西日本のスポーツツーリズム(2) 新スタイル提案で地域活性化支援

また、スポーツツーリズムの新しいスタイルを提案する大会を企画、開催。それが「グルメラン」で、リレーマラソンを走った後に地元の食を味わうという趣向で、昨年度は東京、大阪、愛知で開き、合計で約4700人が参加した。

 「代謝してから食べるという新しさ」「頑張った後にB級グルメが待っている楽しみ」が参加者から高評価を受け、「これならうちでもやってみたい」と各地の自治体から注目度がアップ。今年度は昨年度の3都市に加え、沖縄や千葉、福岡、静岡、岡山でも予定されるなど規模は急拡大を見せている。

 同社広報室は大会運営・支援について「大会が地域に人を呼ぶマグネットとなり、活性化に貢献できているのでは」、サイトについては「大会の玄関口として機能しており、スポーツツーリズムが認知されてきて裾野が広がってきたと感じています」とスポーツツーリズムの取り組みへの手ごたえを語る。

 JSSの13年度末の会員登録目標は一気に18万人を設定。今後も地道にスポーツイベントを支援し続け、目標達成を目指す。


情報提供:トラベルニュース社