夏休みの旅行、家族旅行が約7割、ヨーロッパ人気-JTBアンケート
ジェーティービー(JTB)がこのほど旅のアンケート「たびQ」で実施した夏休みの旅行に関する調査で、夏休みに旅行を予定していると回答した人は63%となった。「誰と一番旅行をしたいか」という質問は「家族」が最も多く69%。「友人・知人」「パートナー」「ひとり」はそれぞれ10%となり、夏休みの家族旅行需要の高さがわかる結果となった。
家族旅行のうち、誰の意見が最優先されるかという質問では、「妻」(22%)「母」(12%)の女性合計が34%となり、ついで「家族全員」が27%。「夫」(14%)「父」(11%)の男性は計25%となった。「子ども」は14%だった。
また、家族旅行を決める際に一番重視する項目については、「旅行先」と回答した人が53%、次いで「日程」30%、「宿泊施設」11%となり、上位3項目で全体の9割を超える結果となった。
家族旅行で一番行きたい場所については、海外はヨーロッパが最も多く、次いでハワイ、アメリカ・カナダ、グアム・サイパン、オセアニアとなった。JTBでは夏休みは家族で長期の休みをとりやすくロング方面を希望する人が多いと分析している。一方、国内の1位は北海道で、避暑地として人気。2位以下は沖縄、東北、九州、関東と続いた。
なお、同調査はWeb利用の男女を対象とし、7月4日から11日に実施。有効回答数は2439件だった。