KNT-CT、6月の海外旅行は11%減-クラツーは1.4%増
KNT-CTホールディングスの2013年6月の旅行取扱状況(※)で、海外旅行の取扱額は前年比11.0%減の150億4109万円となった。団体旅行は11.2%減の44億9742万円。一般団体は11.1%減の39億3718万円、学生団体も11.5%減の5億6025万円と全体を下回った。企画旅行は10.9%減の74億669万円、個人旅行は11.0%減の31億3698万円であった。
団体旅行を扱う近畿日本ツーリスト(KNT)では、一般団体が昨年大型インセンティブ団体を複数扱った反動もあり10.6%減と減少。学生団体は11.5%減となり、全体で10.7%減と前年を下回った。
企画商品のうち、近畿日本ツーリスト個人旅行(KNT個人)はホリデイが東アジア方面を中心に全般的に不調で、特に中国方面が大きく低迷。ホリデイの取扱額は30.7%減の22億254万円で、取扱人数も前年を下回った。一方、クラブツーリズムは中国、東アジアが不調であったものの、ヨーロッパ方面などが好調に推移し、1.4%増の51億9446万円となった。
なお、国内旅行は4.3%増の290億3922万円と前年を上回った。一般団体は2.4%増、学生団体は2.6%減で団体旅行は0.7%減と前年並み。企画旅行は11.1%増とプラス成長し、個人旅行は2.3%減となった。国際旅行は7.0%増の8億989万円、全体の合計は1.3%減の457億4919万円であった。
※近畿日本ツーリスト(KNT)、KNT個人旅行、KNT個人旅行販売、クラブツーリズム、KNT北海道、KNT東北、KNT中国四国、KNT九州、ユナイテッドツアーズ、KNT商事、KNTアジアの合計値。2012年12月までに掲載した取扱状況の記事では、クラブツーリズム、KNT個人旅行販売(旧KNTツーリスト)、ユナイテッドツアーズの3社の数値は含んでいない