アヤナ・バリ、ボールルーム拡張、会議施設の追加も
アヤナリゾート&スパ・バリ(アヤナ)は、リンバ・ジンバラン・バリの開業に先駆け、アヤナ内のイベント会議施設をアップグレードした。多国籍会議やミーティング、ウエディングなどのイベントへの対応を強化するもの。バリでは2013年10月に開催予定のAPECサミット開催に向け、政府が主要インフラの整備に取り組んでおり、アヤナの整備計画もそうした状況にともない実施した。
今回のアップグレードではボールルームを以前のものより45%拡張し、846平方メートルとした。これにより、パーティー形式での収容人数が従来のものより80%上昇し、最大900名まで受け入れ可能となった。ボールルームにはプレイベートガーデンも設置。野外イベントも開催できる。
また、会議室は、ガーデンの周囲に「ハイビスカス」「フランジパニ」「ジャスミン」「イクソラ」「VIPルーム」の5つを新設。ハイビスカスには最新式のタッチスクリーン型会議設備やコンピュータ制御のマイクロフォンシステム、通訳ブース、高画質ビデオ、音響システムを備えた。収容人数はクラスルーム型で150名。
このほか、フランジパニ、ジャスミン、イクソラはいずれもレセプションスタイルで120名の収容が可能。VIPルームは専用ケータリング設備を備え、ボードルーム形式で22席を用意できるほか、祈祷室も設けた。