60周年でエコ技術提案 国際観光施設協会・総会
国際観光施設協会(244会員、中山庚一郎会長=石井建築事務所)はこのほど、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで2013年度総会を開いた。役員改選では中山会長を再任した。
中山会長はあいさつで「私たちが生み出した製品や技術のうち、どれが未来につながるかが試されています。最先端の技術を使った自然との快適な共生が求められているのではないでしょうか」と呼びかけ、同協会が取り組んでいる省エネ相談事業の「エコ達人村」や温泉旅館の「エコ・小」活動を一層推進する意向を示した。
また、協会が創立60周年を迎えることから、記念事業として木材を活用したエコ技術の提案と普及に取り組む。毎年、出展しているホテルレストランショーでは出展規模を拡大し「美しい日本 文化とエコ技術」をテーマに、技術者集団として新機軸を打ち出す。
中山会長は「世界からの客に共感と感動を与える日本独自のものを提案したい」と意気込んだ。
情報提供:トラベルニュース社