チェジュ航空、成田就航1ヶ月、平均搭乗率は85%

  • 2013年8月7日

 チェジュ航空(7C)が成田/仁川線に就航してから1ヶ月が経過した。就航当初から1日2便を設定したが、7Cによると1ヶ月間の平均搭乗率は85%。関空、中部、福岡の既存5路線では、就航後1ヶ月間の平均搭乗率は63%から74%であったといい、7Cでは順調な滑り出しと捉えている。

 この背景について7Cでは、午前と午後に1便ずつ設定したことが旅行者の利便性を高めたと分析。今後についても、8月5日現在で予約率は80%を上回っており好調な推移を見込む。7Cとして、早期割引運賃の設定などによりさらに需要を取り込んでいく方針だ。

 なお、就航から1ヶ月の傾向として、旅客に占める日本人の割合は49%で、韓国人の46%とほぼ同程度。韓国への日本人訪問者数は減少傾向にある中で、日本国内でのマーケティング活動により認知度を高められたという。