ティー・ゲート、準天頂衛星での測位精度実証実験モニターツアーを発売

  • 2013年7月30日

 KNT-CTホールディングスと角川マガジンズが共同出資するティー・ゲートは7月29日、旅行サイト「旅の発見」で、衛星測位利用推進センター(SPAC)とソフトバンクテレコムが実施する「準天頂衛星『みちびき』を利用した位置情報の測位精度実証実験」のモニターツアーの販売を開始した。

 モニターツアー「ARを駆使して登場キャラを探す旅in種子島」では、ソフトバンクモバイルが実施している、位置情報を利用した情報配信サービス「ふらっと案内」の機能を活用したデジタルスタンプラリーに参加する。

 スタンプラリーには種子島の歴史などのほか、種子島を舞台としたゲーム・アニメ「ROBOTICS;NOTES」に登場する各所をまわるコースを複数用意。コース上には「みちびき」の正確な位置情報を活用した測位AR(仮想現実)のポイントを多数設置しており、参加者は観光を楽しみながら、「ROBOTICS;NOTES」のキャラクターが自身のスマートフォンに現れるAR技術と高精度位置情報の活用を体験することができる。

 日程は10月25日から27日、10月26日から28日、11月2日から4日のいずれか。旅行代金は、民宿泊プランは1名7万9800円から、ホテル宿泊プランは8万9800円からとなっている。

 実証実験参加資格は小学生以上、iPhone4S以降かつiOS5以上、Android2.3以上のスマートフォン所有者で、Twitterアカウント所有者。モニター参加後、アンケートに協力する必要がある。中学生以下は保護者同伴とした。申込は「旅の発見」ウェブサイト限定で受付し、満席の場合はキャンセル待ちとなる。実証実験参加者のうち先着300名には、SPACより実験参加協力金として2万円が支給される。