日本航空、工場見学をリニューアル、歴史や仕事紹介
日本航空(JL)は7月22日、羽田空港の工場見学施設をリニューアルした。「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」と名付け、創業以来の史料を初めて一般公開するほか、運航乗務員、客室乗務員、整備士、空港スタッフ、グランドハンドリング・貨物スタッフの仕事紹介ブースも新たに設置。新シートや新サービスも紹介する。
施設内では、JLの社史を幅50メートルを超える年表にまとめて展示するほか、皇室フライトや救援チャーターなど特別フライトのコーナーも設けた。年表では紹介できない事柄を詳細に説明するデジタルコンテンツや、JLと日本エアシステム(JAS)の歴代制服の展示、モデルプレーンの展示なども用意している。
また、仕事紹介エリアでは、実際に入ることが可能なコックピットや着席可能な客室乗務員用シート、ボーイングB777-200型機のタイヤ、エンジン模型などを設置。チェックインカウンターでの搭乗手続きの疑似体験も可能だ。
このほか、航空機が飛ぶ仕組みや羽田空港の概要を学べる「航空教室」や、模擬制服を着用してコックピット模型などの前で記念撮影できるエリア、グッズショップなども設置した。