トップツアー、5月の海外旅行は6%減-教育旅行好調

  • 2013年7月18日

 トップツアーの2013年5月の旅行取扱概況で、海外旅行は前年比6.0%減の22億8644万円となった。種別では団体旅行は12.6%減で、一般団体は20.9%減と落ち込んだが、教育旅行は85.7%増と前年を大きく上回った。個人旅行は自社企画商品が49.2%減と減少したが、他社企画商品は12.8%増と増加し、全体では5.0%減に留まった。その他個人旅行は1.9%増となった。

 海外全体の取扱人員は18.8%減で、団体旅行は16.4%減と減少した。方面別では、北米が122.8%増、ハワイが67.5%増、大洋州が52.8%増、シンガポールが42.8%増、その他アジアが4.4%増となり、前年を上回った。

 企画商品全体では23.2%減で、グアムとサイパンが187.2%増、シンガポールが26.3%増、大洋州が22.2%増、ハワイが20.6%増と増加した。

 国内旅行は1.5%増の77億8773万円と微増。団体旅行は2.6%増で、このうち一般団体が6.5%減、教育団体が7.1%増だった。個人旅行は企画商品が1.7%増、企画商品以外の個人旅行は3.0%減となった。訪日旅行は10.8%減の5億6863万円。その他を含めた総取扱額は1.3%減の106億8793万円となった。