キャセイ、東京/香港線にプレエコ導入-8月1日から
キャセイパシフィック航空(CX)は8月1日から、成田、羽田/香港線にプレミアム・エコノミークラスを導入する。対象となるのは成田/香港線がCX509便、501便、521便、505便、524便、504便、520便、500便で、羽田/香港線がCX543便、549便、548便、542便。一部の機材は対象外となる。
運賃は、「プレミアム・エコ得3」で成田発が7万4000円から、羽田発が8万1000円から。燃油サーチャージや空港諸費用は別途徴収する。販売は7月15日から開始している。また、8月1日から16日の間、成田と羽田のチェックインカウンターでプラミアム・エコノミーへのアップグレードキャンペーンを実施。東京発香港行の往路に限り、片道5000円でアップグレードが可能となる。政府認可申請中だ。
プレミアム・エコノミーは機種に応じて26席から34席を配置。シートピッチはエコノミーよりも6インチ広い38インチで、座席幅やリクライニング角度も拡大。座席には大型サイズの食事テーブル、カクテル用テーブル、フットレスト、10.6インチのパーソナルテレビ、電源コンセント、携帯端末器用のマルチポート対応コネクター、収納スペースなどを装備している。
さらに、専用カウンターでの優先チェックインやエコノミークラス利用者に先立っての優先搭乗も可能。マイル積算を110%に増加し、重量制の場合のチェックイン手荷物を5キロ増の25キロに設定するなど、特典もつけた。
プレミアム・エコノミーは2012年4月から、香港/ヨーロッパ、北米線、オーストラリア、中東・インド線などを中心に順次投入。8月1日からは東京線に加え、香港/マニラ線にも導入する予定だ。